よりしっかりと白髪染めで白髪を濃く染めたいなら染める前の髪のコンディションを整えておくのがよりベターです。
白髪染めがより効果的にできる髪のベストな状態とはどういうものだと思いますか?
結論から言うと
髪に何もついていない、素っ裸な状態の髪
が白髪染め前のベストな髪の状態です。
余計なものが髪の表面についていないため薬剤の効果を邪魔するものがない、そんな状態です。
この素っ裸な「素髪」というものについて解説していきます。
髪の構造について詳しく知ろう!
こちらでもチラッと解説しましたが

髪の毛には大まかに分けて3つの構造があります。

巻き寿司に例えるとわかりやすいんでしたね。
リアルではこんな感じです。

表面の鱗状なのがキューティクル。中身を包み、外傷から守ってくれるヨロイのような存在。
キューティクルは水分を弾くんですが限界はあってみなさんご存知のようにちゃんとしみこみます。そのときこのウロコは少し開いて中に入りこみやすくなります。
このときキューティクルは物理的な衝撃に弱く、髪が濡れたまま寝ると傷んでしまうというのはこのせいです。
中身のほとんどはコルテックスですね、ここにメラニン色素があるので髪の毛は黒く見えます(キューティクルは透明)。
健康毛とダメージ毛の差
先ほどの写真、毛先だけ切ったのかちぎれたのかで荒れてますね、これがダメージ状態。
髪全体的にダメージをすると、もっとキューティクルははげ落ちて中身のコルテックスも流出しえます。

健康な髪はこんなふうに表面が整っています。
つまりダメージ毛とは
- キューティクルがはげ落ち
- コルテックスが流出している
と言いかえることができるわけです。
- ヘアカラーやパーマなど薬品による化学的損傷
- 引っ張ったりカットの仕方による物理的損傷
- 紫外線や海水や塩素、濡れたときの自然的損傷
- シャンプーやトリートメントによる皮膜
こういう原因がありますが、理由はどうあれダメージしているというのは上のような状態のことです。
素っ裸な髪こそ健康な状態のカギ
素っ裸な髪=素髪とは一体どういう状態でしょうか。
これは
髪に余分なものがついていない髪
という意味です。
なぜかこれが重要かというと、上に書いた通り実はシャンプーやトリートメントに含まれる皮膜成分がキューティクルの開閉を阻害したりヘアカラーやパーマの薬剤を髪に閉じこめてしまい、ヘアダメージを進行させてしまうことがわかっています。
そもそも髪にとってもっとも自然な状態=健やかな状態というのは髪に毛穴から出てくる天然の油分がうっすらとついているだけの状態です。
いくらツルツルサラサラになるからといって皮膜成分がたっぷりな髪の毛というのは髪にとって自然な状態じゃないんですね。
ちなみに人の肌から出てくる油分は非常にうすくて伸びがよくそれでいて湿度をキープしてくれてかなり高機能なんです。
だから何日も髪を洗っていないとかいうようなギトギト状態じゃなければ髪に悪影響はありません。
どんなシャンプー&トリートメントならどの状態になる?

とりあえずノンシリコンシャンプー&トリートメントであることが必須ですが、最近のノンシリコンシャンプー&トリートメントは結局シリコン以外の皮膜成分が配合されていることが多く、そこだけ見てもあまり意味はありません。
商品の後ろ面などに成分表示が書いてあるのですが、そこに最初の方に「メチコン」「ジメチコン」とシリコンの名前があるのはとりあえずは避けておきましょう。
成分表示は配合比率の多いものから順に載っています。
最初の方にあるということはそれだけで濃度が高いことを意味します。
あとは地道に皮膜成分とされるものが書いてないものを検索して選ぶしかありません。
なら石鹸シャンプーなら大丈夫?実は落とし穴が…
それなら石けんや石けんシャンプーなら大丈夫そうですがここには落とし穴があります。
石けんシャンプーは水と反応すると石けんカスという金属カスを発生させ、髪の毛にくっつきます。
この後に酢リンスなど中和させるものをきちんとしないとこれもまた皮膜成分と同じで髪によくありません。
また、石けんシャンプーは髪をアルカリ性にするので(髪は弱酸性が好み)抜かりなくきちんと酢リンスをしないと髪がゴワゴワになってダメージしてしまいます。
白髪染め前は素髪がベスト!
白髪染めは化学反応で髪のキューティクルをこじ開け中のタンパク質とメラニン色素を破壊して色素を定着させるもの。
髪に余計なものがついていると薬剤の反応を阻害して染まりムラの原因になってしまうことが考えられます。
そのためにも素髪が白髪染め前でもベストなコンディションなのです。
まとめ:健康的な髪の状態とは素髪のこと
髪の健やかな状態とは
髪に何もついていないすっぴん髪=素髪
という状態です。
これをキープすることは髪に余計なダメージを与えることもなく健やかな状態を維持してくれるということ。
ひいてはこれが白髪染め前にも有効ということです。