自分で白髪染めをするときにできるだけ「いい白髪染め」を使いたいと思うのは当然のことです。
しかし世にある白髪染めは「ダメージレス」「ムラなく簡単」「匂いが気にならない」などなどいろんなタイプのキャッチフレーズ。
それでは「いい白髪染め」とは何なんでしょうか。
結論から言うと
しっかり染まる白髪染め
こそが「いい白髪染め」なんです。
なぜしっかり染まることだけを見ればいいのかを解説していきます。
染めた後の手触りはすべてまやかしである
白髪染めをするなら絶対にヘアダメージはある!
これを根本的にわかっていないといけません。
どれだけメーカーが耳ざわりよく「ダメージが少ない」「サロンのような美しい仕上がりになる」「指通りなめらか」だと宣伝したところで、どうあがいても白髪を染めるかぎりヘアダメージはあるんです。
メーカーや製品によって多少違いはあれど白髪染めの化学反応は同じだからです(永久染毛剤と半永久染毛剤では違いがありますが)。
各メーカーやランキングサイトの手触りレビューはまやかし
手触りというのは髪の表面を触って判断しているにすぎません。
実際に髪が痛んでいるかどうかは髪の表面だけではなく髪の内部にも目を向けなければなりません。
永久染毛剤は髪の表面を壊しながら内部に色素を入れて発色する技術。
そう、海苔(キューティクル)も酢飯(コルテックス)もダメージさせるんです。
それなのに手触りがいいというのは海苔にサランラップ(トリートメント)をつけてごまかしているだけ!
サランラップは時間がたてば(大体1週間もたない)とれていきます。
こういう理由で時間がたつと髪のダメージが気になり始めるんです。
トリートメントは髪を治さない
テレビCM、雑誌などで髪にトリートメントをつけるとキレイな髪に!という広告はよく見かけます。
注意して見るとわかるんですが、広告では一言も「髪を治します」とは言っていないんですね。
補修しますというのは見ますけど、あくまでも補修。補助です。
一度傷んだ髪の毛は二度と元に戻らない
これは現在の科学力ではどうしようもない事実なので覚えておきましょう。
じゃあどうやって評価する?
他にも白髪染めを選ぶときに考えることは
- 匂いはどうか
- 染まる時間はどうか
- 簡単にできるか
- 髪にいい成分が配合されているか
などありますが
いい白髪染めというものを考えるとき、根本的なことを考えればいいんです。
つまり
白髪染めは白髪を染めるためにある!
ということです。
おすすめの理由:白髪染めの目的を考えればわかる
白髪染めは白髪を染めるためにあるもの。
しっかり白髪を染めるということは
- 狙い通り(サンプル写真通り)に染まり、かつ白髪だとわからないくらい濃いこと
- それが長く続くこと(色落ちが少ない)
この2点です。
なりたい自分の髪色を想定して白髪染めを選び、それがそのパッケージのサンプル写真通りの仕上がりになるのかどうか。
毎日のシャンプーや紫外線により色落ちする髪色、それがどれだけ長く持つのか。
これが最も大切なことで白髪染めの本質であると当サイトでは考えています。
まとめ:白髪染めを評価するにはその染まりだけ見ればいい!
白髪染めを評価するときに悩む点はたくさんあります。
- トータルでかかる時間が短い方がいいのか(時間的コスト)
- 染めるのが簡単かどうか
- 匂いはどうか
- ヘアダメージはあるのかどうか
- 髪の毛のトリートメント成分が配合されているかどうか
しかしながらどれも決定的じゃない。
白髪染めの目的を見れば何を優先すべきかはただひとつです。
白髪をしっかり染めることができるかどうか
これに尽きます。
中でも
- 狙い通り(サンプル写真通り)に染まり、かつ白髪だとわからないくらい濃いこと
- それが長く続くこと(色落ちが少ない)
この2点をよく見てどの白髪染めを選ぶか決めましょう。