Bigen(ビゲン)ツンとしない香りのヘアカラー4Dの染まり具合を実際に人毛を使って染めてみて検証しました。
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Bigen(ビゲン)ツンとしない香りのヘアカラー4Dは
- ツンとしにくい・無香料
- しっかり染め
- 色もち重視
- 生え際もきちんと
といった特徴のある白髪染めです。
実際に染めると見た目の雰囲気はこんな感じです。
- 色もち重視という割に結構色落ちがある
- 黒髪はほんのり明るくなるが外で見ないとほぼ黒髪
- 白髪はパッケージ通りの染まり方
- 嫌な香りは少ない
- 手軽にダークブラウンに染めたい人向け
となりました!
染まりのよさについて
検証には人毛のまっしろ白髪の毛束と30%が白髪のちらほら白髪毛束を使います。
これを使って説明書通りの使い方でどれだけ染まりがいいのかを検証しました。
見本通りの染まりの濃さかどうか
これが染め直後の仕上がり。
このシリーズでは7段階中3番目に暗い色です。
- ちらほら白髪は白髪もしっかり染まり、黒髪も若干リフトアップ
- まっしろ白髪はダークブラウンにきちんと染まっている
となります。
まっしろ白髪の場合は箱に書いてある仕上がりイメージ写真にほぼ完璧に近い仕上がりです。
逆にちらほら白髪の場合はぱっと見ほぼ黒ですね。髪を明るくする力はかなり抑えられてる(逆に白髪はしっかり染まる)のでこんなもん…かな。
どれくらい色持ちするか
それぞれの毛束を皮膜効果を消してくれる素髪にもっとも効果的なDO-Sシャンプーで10回洗っては流すを繰り返しました。10日経過のていですね。
ちらほら白髪は単純に白髪部分の色素が抜けて気持ち明るくなったように見えます。
まっしろ白髪の方は見たまんましっかり色落ちしています。色落ち重視のはず…。
アップで見ると
染まりのよさについてのまとめ
- ちらほら白髪よりもまっしろ白髪の人がこの色を狙って使うならアリ
- 白髪の色落ちはなかなかある
染め後の手触りについて
ちらほら白髪、まっしろ白髪ともに傷みはありますが、やはり暗めの色なのでそこまでダメージはありませんね。
艶もあってキューティクルのガサガサもあまりありません。
ただ香りが抑えられてるので経過のヘアダメージはまずまずありそうです。
放置時間について
マニュアルでは薬剤塗布10分、放置時間15分で他の商品と比べてもかなり普通の放置時間です。
クリーム型ハケ塗りは塗るのがなかなかむずかしいのでトータルはもうちょっと時間かかるでしょうね。
使いやすさ
説明書のわかりやすさ
説明書には使い方を図解と文章でしっかり説明されています。
また、他のメーカーの製品にはない「部分染めをするなら」という手順が意外に使える提案で好感が持てます。
付属品について
- 手袋
- パッチテストキット
が付属品としてついてきています。
個人的見解でメリットデメリットをば。
- 付属品がないのでかさばらない
- パッチテストの重要性がわかっている
- 手袋が大きく薄すぎて使いにくい
- 残りを次回にとっておける仕様なのに手袋はおそらく一回しかもたない
といったところ。
手袋は手首に輪ゴムでも巻いた方が使いやすそうです。
内容量
1剤50g、2剤50g入っています。
ショートヘアで髪全体1回分と表記がありました。だいたいそれくらいですね。
この商品で推しているように部分染めなら3回分くらいありそうです。
ただ、多めではあるのでショートのリタッチでしたら2回分はあるかと思います。
まとめ:Bigen(ビゲン)ツンとしない香りのヘアカラー4Dで白髪染めすると
- ちらほら白髪にはあまり向かない
- まっしろ白髪でダークブラウンを狙いたい人に向いている
- 香り控えめが好きな人向け
- 値段のコスパがいい
気になるところに部分染めで乗り切って、どうしようもなくなったら全体染めたりヘアサロンで染める!といった使い方に向いていそうです。
とにかく白髪染めが面倒くさくてしょうがない人(まあほとんどの場合そうでしょうけど)は使い勝手のいい製品だと思います。
暗めの色は白髪がしっかり染まらないと色落ちしてきたときに逆に白髪が浮いてきて目立つので、この商品だと時間経過で目立ちそうです。
全体がほぼ白髪の人ならダークブラウンが好きな人には向いています。
これで白髪を駆逐していきましょう!